アサイーエナジー誕生から15年のあゆみ

By frutafruta, 2021-05-19

みなさん!みなぎってますかー🔥

広報の松田です。

 

5月中旬だというのにもう近畿・東海地方が梅雨入りしたとのこと。

今年は何でも早いですね!

梅雨が長引く恐れもあるそうで、その場合自然災害の多発が懸念されるそうです。

備えあれば患いなし!防災グッズを見直しましょう👍

 

さて、来週の5月23日にフルッタフルッタの看板ブランドである「アサイーエナジー」が15周年を迎えます。

まずは、15年販売を続けてこられたのはご愛顧くださった皆さまのご支援あってのもの。心より御礼を申し上げます。

そして今回は、良い機会なのでアサイーエナジーの15年の軌跡を振り返ってみたいと思います。

 

2006年~ 初代アサイーエナジー

発売は、2006年5月23日でした。

その当時はまだ日本にアサイーの飲料商品が出回っていなかったので「日本初のアサイー飲料」の誕生となります。

商品化のきっかけは、流通サイドから(その当時フルッタフルッタが運営していたジュースバーの)「フルッタフルッタバーで販売しているようなフレッシュなジュースを、スーパーやコンビニでも販売したい」とリクエストされたことでした。

それまでフルッタフルッタは店舗運営と原料販売を展開しており、小売商品は扱っていませんでした。

そして、ポリフェノールや鉄分、オメガ脂肪酸などを含む、みなぎるフルーツであるアサイーのエナジー性を表現したい、という想いで「アサイーエナジー」を商品名に掲げ発売に至ります。

詳しい誕生秘話については、追って当社代表の長澤がブログで熱く語る予定です!

発売当時の営業マンによる事件簿ブログはコチラ

そして発売当初は、アサイーという未知のフルーツでも親しんでもらえるように、ポピュラーなフルーツのバナナ・マンゴー・ストロベリーの3種類でのフレーバー展開をしました。

ボトルは丸くてコロンとした形をしていて、わざわざアメリカから輸入するほどのこだわりぶり。と言いますか、その当時日本には、丁度良いボトルがなかったのです。

砂糖・香料・着色料・保存料不使用も、美味しさと濃厚さ、そして鮮度へのこだわりも発売当初からのものでした。

当時はジュール殺菌というジャムやかまぼこの製造で使われる、素材の美味しさや鮮度をなるべく損なわずに殺菌できる手法で製造されており、更に製造後に一旦冷凍保存し、発注があると解凍して店頭に配送する「フローズン・チルド」というオペレーションをしていました。

その当時飲料業界ではこんなにも手間のかかる商品はなく、極めつけに価格は税込み298円!

某大手メーカーの120円程のチルドカップコーヒーでも高いと思われていた時代に・・・(;^_^A

「アサイー本来の美味しさや栄養素をなるべく新鮮な形でお客様にお届けしたい!」という想いを詰め込んだ結果の、フルッタフルッタにとっては必然で出来た商品でしたが、飲料業界においては彗星のごとく現れた異端児的な存在だったのではと思います。

トマトミックスは3品の発売後に後続で発売されたもので、現在のアサイーエナジーにトマトジュースを混ぜると似た味になります。美味しいのでぜひお試しを🌟

ちなみに、同年、同じアサイーエナジーのブランド名でテレビショッピング専用のダイエット商品「アサイーエナジー ダイエッタ」も発売しました。

こちらは大手テレビショッピングチャンネルの記録的なヒット商品になるなど、飲料のアサイーエナジーと同じく、アサイーの知名度向上をけん引した立役者ともいえる商品です。

 

2007年~ 2代目アサイーエナジー

誕生後わずか1年でパッケージを大幅リニューアルし、現在のベースとなるデザインが創り出されました。

「本物のアサイーを伝えたい」というのがデザインのコンセプトで、アサイーの粒と、背景のアサイーの葉のシルエット(斜めの線)でリアルさを表現したデザインとなります。

そしてここから、バナナフレーバーを主力商品としていくため、商品名が「アサイーエナジー オリジナル」に変わります。

 

2010年~ 3代目アサイーエナジー

ここでアサイーエナジーに大きな変化が現れます。

フレーバーがオリジナル(バナナ)だけに絞られ、容器がカートカンという紙製飲料缶に変わりました。

カートカンは、日本の林業の衰退による森林の荒廃を改善するために開発され、間伐材などの国産材を利用した容器です。

カート缶の売買を通じて、「植える・育てる・収穫する」という緑の循環サイクルに必要なコストが山に還元され、牛乳パックと同様にリサイクルも可能なエコ容器です。

大きな変化はこればかりではなく、カートカンにしたことで、賞味期限が2週間から180日に延び、コストダウンにより40円も安い税込258円に価格改定することができ、製造から販売の工程も効率化することができたのです。

この「扱いやすさ」が評価され、流通からの需要が増え一気に販売数を伸ばすことができました。

余談ですが、アサイーエナジーの躍進によりカートカンの包材メーカーの担当営業さんが社長賞を取られたというエピソードもあります(笑)

 

2011年~ 大容量アサイーエナジー登場

アサイーの需要が伸びるにつれ大容量パックを求める声が多くなり、満を持して720g入りを発売。

この発売を機に、濃厚なアサイーエナジーを飲むばかりでなく、ソースのようにかけて食べる「食べるアサイー」という新たなスタイルを提案できるようになりました。

ヨーグルトにかけて、シリアルとフルーツをトッピングする簡単アサイーボウルは、朝食の定番になっているご家庭も多いのではと思います。

 

2012年~ アサイーエナジー派生商品登場

アサイーエナジーのブランドで、実はスタンドパウチ型やカップ型のアサイーエナジーも発売したこともあります。

アサイーエナジーチャージ(左)は、アサイーをゼリー状で摂取できるもので、忙しい時の食事代わりやスポーツシーンで活用できる商品でした。

泣く泣く終売となってしまいましたが、ランナーの松田としては今でも復活を望む商品の一つです。

そしてブラジルでポピュラーなハーブ、ガラナ入りのアサイーエナジーを出したこともありました。

パッケージデザインが非常にみなぎっていますね(笑)

ガラナはカフェインが豊富で覚醒作用があるので、エナジー性と掛け合わせた形になります。

 

2019年~現在 HPPアサイーエナジー登場

カートカンから、更に進化したアサイーエナジーの登場です。

HPPは、High pressure processingの略で、「超高圧処理」のこと。圧力で菌を不活性化する新しい技術で、熱処理を極力抑えることができます。

これにより熱による劣化を最小限にし、素材本来のみずみずしい味わいと栄養、鮮やかな色味をキープすることができ、より高いフレッシュ感が実現されました。

こちらは現在、首都圏を中心としたスーパーで販売されており、黄色っぽい背景に大きく描かれたアサイーのロゴが目印の、「アサイーといったらコレ!」と認識されている商品になっています。

▼商品ページ

https://frutafrutashop.com/products/detail/80

※カートカンと大容量パックもオンラインショップや一部店舗にて並行販売されています

カートカン:https://frutafrutashop.com/products/detail/117

大容量パック:https://frutafrutashop.com/products/detail/116

 

2020年 フルッタフルッタ アサイーエナジーバー オープン

フルッタフルッタでは長らく渋谷ヒカリエで「アサイーカフェ」というアサイー専門店を展開していましたが、フロアリニューアルに伴い、2020年の6月に「アサイーエナジーバー」に業態変更をしました。

アサイーエナジー ブランドのアンテナショップであり、みなぎるフルーツ、アサイー」でお客様をHAPPYにするために誕生した新感覚ヘルシー・ファストフード店です。

高濃度アサイーピューレをふんだんに使用したアサイーボウルとスムージーを、リーズナブル&カジュアルな形でご提供しています

丁度オープンが新型コロナウィルスの感染拡大と重なり厳しい運営状況ではありますが、オーソドックスなアサイーボウルのほか、プロテイン入りや健康力アップをコンセプトとしたメニュー展開が評価され、リピーターのお客様に支えられ元気に営業を続けています。

▼店舗情報はコチラ

https://www.frutafruta.com/store/

 

おわりに

以上がアサイーエナジー ブランドの15年となります。いかがでしたでしょうか?

記事を書いていて、15年ってつくづくすごいなぁと思いました。

目まぐるしく商品が入れ替わる世の中で15年も販売して来られたことは、誇り以外の何物でもありません。

ですがこれは企業努力の賜物ではなく、15年は、多くのお客様に愛されてきた結果なのだと思います。

ブランドは自ら創り出せるものではなく、お客様の共感によって育っていくものです。

欲をいえば100年ブランドにしたいところですが、慢心せずに、これからも愛され続けるブランドとなるよう、地道に努力を重ねていきたいと思います。

20年、30年・・・とお客様の共感の先に100年がありますように。

今後ともご愛顧のほどよろしくお願いいたします!!!

アサイーのフルッタフルッタ オンラインショップはこちら