みなさん、みなぎってますかー‼
フルッタフルッタ広報の松田です。
先日、弊社の業績について書かれた柔術家の方のブログを拝見し、胸が熱くなる想いがしてブログを書くことにしました。
弊社代表の長澤をはじめ、スタッフ一同、大変感激しております。
三角絞め研究所さんのブログ
『柔術家はフルッタフルッタのアサイー食べないといけない理由がある話』
まず、弊社の業績不振についてご心配をおかけして大変申し訳なく思っており、またブログの中では救済策まで講じてくださっていること、そしてブログを読まれた柔術家の皆さまからも応援の声をいただき、大変有難く思っております。
それだけ柔術とアサイー、そしてフルッタフルッタは強いきずなで結ばれていることをひしと感じました。
ここでは、柔術家の皆さんに向けて、これからフルッタフルッタが歩もうとしている方向性と、柔術家にとってどのようにアサイーが良いのかということを、お伝えしたいと思います。
最近フルッタフルッタでは、エビデンスが得られたアサイーを摂取するメリットを啓発し、アサイーのリピートユーザーの増加と新規ユーザーの獲得につなげていこうと、アサイーのREBORNをねらって機能性研究に取り組んでいます。
研究のきっかけとなったのは、「アサイーで貧血が改善した」「ヘモグロビン値があがった」などの声が寄せられていたことでした。ですが元々アサイーは鉄を豊富に含むフルーツではありますが、レバーのように突出して多くはなく、動物性より比較的吸収効率が低い植物性の「非ヘム鉄」です。
それなのに・・・なぜ?
そこで、このメカニズムを解明するべく千葉大学との共同研究がはじまり、まだマウス実験の段階ですがアサイーに造血機能性があることが明らかとなりました。そして今年の夏に研究発表会を行い、血をつくることがスポーツ貧血やパフォーマンス向上をサポートするという文脈で「アサイーでみなぎるプロジェクト」を展開しています。
研究発表会の実施レポートはコチラ
研究を担当された先生も驚いたほど面白い結果を得ることができましたが、一方でマーケティングチームで日々頭をかかえて悩んでいるのが、造血が伝わりにくいということ。
スポーツ貧血になりやすい競技(陸上、バレーボールやサッカー、剣道、体操、フィギュアなど)の選手であれば自分事として捉えてもらえる感度が上がりますが、貧血とは縁遠そうな競技ではなおのことハードルが上がります。
柔術もそうで、これまで様々な機会を通してアサイーの造血機能性を広めようと試みているものの、まだ自分事として捉えてくれる人は一部に過ぎません。
ですが、アサイーの造血機能性は必ずや柔術家のパフォーマンス向上につながるはずだと確信しています。
BJJアサイーニストの皆さんがなぜアサイーを摂取し続けているのかというと、それは「好きだから」「柔術家だから」という理由だけではありません。
これまでヒアリングしてきた理由は以下のようなものでした。
その他、BJJアサイーニストの募集時にアンケートした回答でも、疲労回復、便通改善、目覚めが良くなった、貧血が改善した、というお声をいただきました。
中には、アサイー歴が長すぎて体感がいまいちわからない、という超越したコメントも(笑)
これらの体感は他の競技のアスリートからもよく聞かれることであり、抗酸化と便通改善以外はどれも造血機能性が関係しているのではないかと考えられます。
そこで、造血によって柔術家が得られるメリットを3つ考えました。
(あくまでも食品なので個人差があることをご了承ください)
1.貧血改善
貧血は、要は身体の組織が酸欠状態になって機能が低下する症状なのて、造血によって運搬される酸素が増えて酸欠状態が緩和されると、貧血の改善が期待できます。
普段貧血でなくても、柔術家の場合減量時の食事量のコントロールにより栄養バランスが崩れ、血液の材料となる鉄やたんぱく質が不足し、貧血になる場合があります。
実際に、BJJアサイーニストの井上祐弥さんが、減量中に血液検査をしたら貧血になっていたと仰っていました。
減量に慣れている方だと貧血は感じにくくなるようですが、まだ経験が浅い方は、だるさや集中力の低下、疲れやすい、スタミナが続かない、めまい・立ちくらみなどの症状が現われたら貧血を疑いましょう。
最もわかりやすい確認方法が、あっかんべーをして下瞼の内側が白っぽくなっていたら貧血のサインです。
2.スタミナの向上
これは弊社の研究ではありませんが、アサイージュースを摂取して疲労困憊までの時間が約16%上がったという文献があります。
文献ではそのメカニズムは明らかにされていませんが、これも造血が関係しているのではないかと推測することができます。
なぜなら、高地トレーニングや低酸素トレーニングで一般的に効果が知られていることですが、低酸素の環境により身体が造血反応を示し、造血することによってVO2Max(最大酸素摂取量)を向上させることができるからです。
筋肉のエネルギー源は酸素の代謝によって生成されます。酸素摂取量が多くなればそれだけエネルギー源が多く供給されることになるので、アサイーの摂取によって疲労困憊までの時間が長くなったことが、説明できるのではないでしょうか。
簡単に言うと本当にツライ時にもうひと頑張りできて決定的な差を
3.疲労回復効果
疲労回復効果は一番よく聞かれる体感で、実際にアサイーの摂取により筋肉疲労が約12%減少したという文献もあります。(Biology of sport, Volume 32, Number 2, 2015 Sadowska-Krepa et al.)
これも、酸素はたまった乳酸を分解しエネルギー源にする働きがあるため、造血による血中の酸素増加が影響していると考えられます。
また血流が良くなるため、コリやだるさも解消されやすくなります。
イメージ的には飲む酸素カプセルと思っていただけると想像しやすいかと思います。
また、よく「アサイーを飲むと元気が出る」と言われるのですが、これは脳が反応しているのではないかと考えられます。
身近なところでいうと、深呼吸や短時間の昼寝で頭がスッキリするのと同じ感覚だと思います。これも脳に酸素が供給されることによるものなので、造血に結び付けることができます。
アサイーでみなぎるメリット3つ、いかがでしょうか。
柔術家のパフォーマンス向上をサポートすること間違いなしです!
これを読んで自分事として捉えていただける方が少しでも増えると嬉しいです。
ブログでも「フルッタフルッタのアサイーを継続的に購入しよう!」と呼び掛けてくださり、大変有難く思っています。
ここでぜひご紹介したいのが、フルッタフルッタの業務用サイトです。
一部の道場では既にご利用いただいていますが、道場名でしたらアサイーを業務用価格でご購入いただけます。
業務用サイトはコチラ
またフルッタフルッタからお願いしたいことは、ご購入という形のご協力のほかにもう一つあります。
それは、アサイーの造血機能性によってHAPPYになる人を増やす活動にご協力いただきたいということです。
この造血機能性が明らかとなってから、地道に啓発活動を行い、様々な人に情報を伝えてきました。
その中で、薬の副作用で貧血になられたお母様を持つ方が早速アサイーを購入してくださり、お母様に摂取させたら数値が改善し元気になられたというお話をしてくださいました。
このように、アサイーでHAPPYになる人を一人でも多く増やすことができればどんなに素敵だろう?と思っています。
ですが、前述のとおり造血はとても伝わりにくいうえに、さらに一般食品なので効果効能をうたえないというネックがあります。
そのためこのブログでは商品の画像を出せず、造血機能性についての特設サイトもコーポレートサイトと別にしています。
限られたPR予算で最大限の露出をねらう努力はもちろんですが、第三者が語ることによる「お墨付き感」も不可欠と考えます。
減量でフラフラになっている柔術仲間や、身近にいる貧血の方、産前産後のママ(産後うつも貧血が原因とされています)、また成長期のジュニアアスリートがいたらぜひアサイーの造血機能性をお伝えいただけますと幸いです。
だいぶ長くなってしまいました。
ここからは流し読みしていただければと思います。
弊社の業績悪化は、IR等でも公表している通り、2012年~2014年にかけて起きたアサイーのブームの反動減によるもので、ここ最近で急速に起きたものではありません。
アサイーがブームになったきっかけは、ハワイや朝食のブームとSNSの普及が相まってアサイーボウルに火が付いたことによるもので、アサイーがファッションのように捉えられ、おしゃれ感覚で消費していたユーザーは「摂取する理由」がそれだけだとリピートに繋がらず、他のものが流行るにつれ消費も低迷していきました。
弊社はブームを仕掛けたわけではなく、むしろ起こさないように、2002年のアサイー初上陸以来10年かけて地道に市場育成に励んできました。
なぜなら、ブームは生産現場の混乱を招くからです。
何か新しいものを市場導入し拡販しようとするとブームを狙うのが世の常なのだと思いますが、弊社の代表の長澤が、かつてナタデココブームの影響を受けたフィリピンの生産現場の悲劇を目にしていた経験から、ブームを起こさないようにしようという想いがありました。
ですが、その様な想いがある一方で、ブームに流されてしまったことは事実で、たとえ一時的だとしてもアサイーに興味を持ってくださった方々に「アサイーを摂取する理由」を十分に示せなかったのは反省点だと思っています。
いまアサイーの消費は「アサイーを摂取する理由」を明確に持っている方々に支えられています。
それは、健康や美容の目的が大半ですが、ブームは関係なくずっと使い続けてくださっている方々の中にはアスリートやスポーツ愛好家の方も多く、特に柔術家は強さのためだけではなく文化を背景に摂取しているという柔術独自の理由もあります。
柔術の祖とされる柔道家のコンデ・コマ(前田光世)がグレイシー一族に柔道を教えたのがアサイーの産地であるブラジルのパラ州であり、柔術のメッカがリオデジャネイロに移ってもアサイーを食べる習慣が文化として脈々と受け継がれてきたからです。
これほどにアサイーが根付いているスポーツは他にありません。
柔術の日本上陸は1990年代後半で、2002年のアサイー初上陸以前となります。
それまでアサイーは、ブラジルへ行かなければ食べられないフルーツであり、現地帰りの柔術家から「ブラジルでは柔術家がこぞってアサイーを食べている」「食べると強くなれる」などの噂が広まり、当時柔術界では幻のフルーツのような存在だったとか(笑)
その当時のことを語った記事がゴング格闘技にも掲載されました。
そしてアサイーが日本に上陸し、いち早くユーザーとなってくれたのは柔術家の方々であり、当時知名度が全くないアサイーを買ってくれた皆さまの存在はどんなに心強く有難かったことか・・・
創業当初、すずめの涙のような売上でも会社を存続させられてこられたのは、紛れもなく皆さまの支えあってこそのものなのです。
アサイーのブームが落ち着いても、ずっと使い続けてくださる柔術家の皆さま。
そんな柔術界への恩返しと、より「きずな」を深める何かをできないかと考えていたところ、ふと目に留まったのが9枚のパッチでした。
某有名格闘家からのご依頼を受けて10枚で作成したのがきっかけで、1枚はその方へ、そして行先が決まっていない9枚が手元にあり、それをアサイーをこよなく愛する柔術家につけてもらい、弊社のアンバサダーとなってもらえればと考えたのがBJJアサイーニストでした。
「なぜ9名なの?」とよく聞かれるのですが、実はこれが理由です(笑)
SNSで募集をかけたところ全国から50名近い応募があり、どの方もアサイーに対する熱いメッセージを添えてくださいました。まさかここまで反響があるとは思ってもなく、熟考に熟考を重ね9名の方を選考させていただきました。
アサイー歴が平均12.4年という筋鐘入りのアサイーニストで、若い選手だと子供の時からアサイーを食べていたという方もいらっしゃいます。
それぞれ柔術のセミナーや大会でアサイーのPRをされるなどアサイーニストとして活動してくださっています。
また、アサイー好きな柔術家を集めて練習会をしたいというアイディアが持ち掛けられ、夏に練習会をしたこともありました。道場の垣根を超えて50名以上もの柔術家が集まり、スパーし放題、アサイーは飲み放題‼
フルッタフルッタ単独では実現できないことであり、柔術界とのきずなが深まった熱い練習会となりました。
話は変わりますが、フルッタフルッタのシンボルマークには「きずな」の意味がこめられていることはご存知でしょうか?
その証となるのが、中央のアラーラ(コンゴウインコ)です。
アラーラは一生涯同じつがいで暮らすことからアマゾンではきずなの象徴とされており、これを中央に据えることで、フルッタフルッタはアマゾンフルーツを通して人と自然、ブラジルと日本、そしてお客様とのきずなを大切にしたいという想いをこめています。
柔術界とのきずなも同じです。
フルッタフルッタのブランドストーリーはコチラ
今年はBJJアサイーニストの取組みをはじめ、大会にもお邪魔することができ、とてもきずなが深まった年となりました。
そして今回のブログの投稿も本当に嬉しい出来事で、皆さまからのエールを受けてすごくみなぎりました‼
これからも柔術界とのきずなを大切にしたいと改めて感じており、来年は、また何か面白い取組みをしたいと企画を練っておりますので、ぜひ楽しみにしていただければと思います‼
アサイーが大好きな柔術家の皆さまに、引き続きおいしいアサイーをお届けしてまいりたいと思いますので、今後ともフルッタフルッタのご愛顧をよろしくお願いいたします。