アサイーって何?
アサイーはブラジルのアマゾンを原産とするヤシ科の植物です。大きく生長すると25mもの高さになり、白く細長い幹に2mほどの大きな葉を生やし、ほうき状の房にブルーベリーよりひと回り大きい黒紫色の実をつけます。
1粒あたり5%ほどしかない可食部にポリフェノールや鉄分、ビタミンE、不飽和脂肪酸など豊富な栄養素や抗酸化成分を蓄えていることから、現地では15世紀の大航海時代以前からアマゾンの先住民の貴重な栄養源として食されてきました。
現代では「スーパーフード」や「スーパーフルーツ」と呼ばれ人々の美と健康を支えています。
おもな栄養成分
アサイーの味って?
アサイーってバナナっぽい味? アサイーってベリーっぽい味? アサイーってヨーグルトっぽい味? など、アサイーの味については、最初に飲んだアサイードリンクやアサイーボウルの印象により様々な表現をされています。実のところアサイー自体は、甘みや酸味、香りがほとんどなくクセもありません。それにも関わらずアサイーを加えたメニューは確実に美味しさがUPします。
アサイー自体の風味は、ほんのりとした渋みとオリーブオイルのようなコクと若葉の香りがあります。このアサイー特有の奥深い味わいを引き出すのは以下の二つの要素です。
アサイーに含まれている代表的な栄養素であるポリフェノール。ポリフェノールの中でもアントシアニンが最も多く、このポリフェノールのかすかな渋みがアサイーメニューに味の奥行を作り出しています。
ワインやチョコレートのような
イメージです。
アサイーに豊富に含まれるオレイン酸を中心とするオイル。近年ではオメガ脂肪酸とも呼ばれ「積極的に摂取した方がいいオイル」とされています。このオイルがアサイーメニューにコク・旨味を加えています。こちらはオリーブオイルやアボガド
などのイメージ。
研究分野
アサイー文献
アマゾンでの食べ方
濃厚アサイー
収穫から製品へ
アサイーの日