リリース
この度当社は、「自然関連財務情報開示タスクフォース(以下「TNFD」※1)フォーラム」に参画したことをご報告いたします。
当社は「自然と共に生きる」の企業理念のもと、森をつくる農業「アグロフォレストリー」※2の発展にビジネスの力で貢献し、経済と環境が共存共栄する持続可能な社会の実現を目指しています。資金の流れを「Nature positive(ネイチャーポジティブ)※3」に移行させるという観点で、自然関連リスクに関する情報開示フレームワークを構築するというTNFDの理念に賛同し、また、当社のビジネスモデルとの親和性も鑑みて参画いたしました。
当社ではTNFDへの参画を通して、経済活動による世界的な自然資本※4の損失抑制ならびに回復の推進力となるよう、「ネイチャーポジティブ」の拡大に貢献してまいります。
※1 Taskforce on Nature-related Financial Disclosuresの略
※2 農業と林業を複合的に行う農法の一種。森林農業や混農林業などと呼ばれる(詳細情報)
※3「自然再興」の訳であり、生物多様性の損失を止め、回復軌道に乗せることを意味する
※4 森林、土壌、水、大気、生物資源など、自然によって形成される資本のこと
■TNFDとは
TNFDとは、民間企業や金融機関が、自然資本及び生物多様性に関するリスクや機会を適切に評価し、開示するための枠組みを構築するために2021年6月に発足した国際的な組織です。
気候関連の財務情報の開示に関するタスクフォース(Taskforce on Climate-related Financial Disclosures: TCFD)に続く枠組みとして、2019年世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)で着想され、資金の流れを「ネイチャーポジティブ※3」に移行させるという観点で、自然関連リスクに関する情報開示フレームワークを構築することを目指しています。
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